鍼灸とは、一般に｢はり・きゅう｣または｢しんきゅう｣と呼ばれています。東洋医学或いは漢方医学の一分野として中国に起源をもつ我が国の伝統的医療です。

鍼灸師は髪の毛ほどのきわめて細いステンレス製の鍼を使い経穴（ツボ）を刺激、或いは艾(もぐさ)と呼ばれるヨモギを加工した薬効のあるものを燃焼させて経穴(ツボ)を刺激し、体調の改善や痛みの緩和を行っていきます。

これは「鍼(はり)師」と「灸(きゅう)師」という２つの厚生労働省認可の国家資格を所持している者か医師にしか行うことはできません。

最近では、公的な医学研究所・医科大学・鍼灸大学や鍼灸短期大学・医療機関等で科学的な各種の実験・研究が進み、鍼灸医学の効果が証明されてきましたので、日本をはじめとして米国やヨーロッパ各国でも鍼灸が盛んになってきています。

押す・引く・撫でる・さする・揉む・叩く等といった手技を用いて、個々の症状、体格などに適した刺激量を選んで治療を行なっていきます。

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こちらの資格も厚生労働省認可の国家資格となるので、厚生労働大臣・文部科学大臣が定めた専門学校などの教育機関で3年以上の間に、知識や技術を習得し、さらに国家試験に合格することが条件となります。

現在の社会であん摩・マッサージ・指圧師は当院のような治療院や介護施設、病院はもちろん、その他にもスポーツ現場や美容、訪問在宅、企業内（ヘルスキーパー）など様々な場所や分野で活躍しています。